勝負

「世間は評判、国法は賞罰、仏法は勝負」

戸田先生は、青年たちに厳しく言われた。 「世間は評判。国法は賞罰。仏法は勝負」と。 世間は評判である。評判が良いか悪いか。これに左右されるのが世間である。しかし所詮、評判など幻にすぎない。信用できない。それに、いちいち紛動されて、自分を見失…

「第四回四国総会」1

事実の上で、歴史を前進させるのはだれか――。それは民衆である。名もなき庶民である。有名人でもなければ、権力欲の政治家でもない。地位もなく、巨富もなく、名声もなくとも、日々を真剣に生きる民衆の力である。 民衆ほど偉大なものはない。民衆ほど強く、…

婦人部代表者会議

人間を育てるには、「一人の人間」に対する、真剣で誠実な人格の啓発以外にない。 広宣流布という壮大なる人間教育運動にあっても、一人ひとりを大切に励まし、人材を育成できるのは、支部であり、地区であり、ブロックである。 そして、「一人」を育てるこ…

方面長会議

学会には、陰で黙々と支えてくださっている人がたくさんいる。 警備の仕事、屋外での整理や救護の役員、守る会の方々、そのほか、広布のために懸命に尽力されている同志を、サーチライトをあてるように探し出して、激励の手を差し伸べていく。 それが指導者…

第2総東京代表協議会

戸田先生は、悪い人間に対しては、それはそれは厳しかった。 将来、学会の中から反逆者が出ることを予見され、「インチキな人間は追放しろ」と遺言のごとく語っておられた。 残念ながら、その後、同志のおかげで社会的に偉くなりながら、学会に反逆し、恩を…

第2総東京代表協議会

仏法の真髄もまた、師弟にある。 妙法流布の先頭に立ち、軍部権力の弾圧をはじめ、あらゆる大難と闘い抜いた牧口先生。 弟子の戸田先生は、牧口先生と一緒に牢獄までいかれた。そして、生きて牢獄を出て、学会の再建に立ち上がられたのである。 本当に偉大な…

最高協議会

戸田先生は言われた。 「こっちには信心があるからといって、手をこまねいていると、そこに油断がおきるのだ。戦いには必ず相手があるのだから、慎重に万全の対策を立てなければならない。 四条金吾が敵に狙われて危険な時、大聖人は至れり尽せりのご注意を…

婦人部代表幹部協議会

戸田先生は、厳然と断言なされていた。 「苦しんでいる民衆を、永遠に根本から救済するということは、平凡な動機などでは考えられない大事業だ。これ以上の大事業がどこにあるか」 最極の仏の聖業を成し遂げていく誇りに燃えて、伸び伸びと、また朗らかに、…

第57回本部幹部会2

正義は必ず勝つ。邪悪は必ず滅びる。いな、滅ぼす――これを私たちの戦いの大鉄則にしていかねばならない。 戸田先生は常に言われた。 「創価学会の指導の根本は、団結の二字である」 団結を壊し、同志を分断する悪を、絶対に許してはならない。 ともあれ、正…

第57回本部幹部会1

初代会長の牧口先生は、"いつまでも、暦の年齢にとらわれることなく、境涯が開け、思想がぐんぐん伸びていく人が青年である"と、指導しておられた。 非常に深い意味のある言葉だ。 そして、"青年は絶対に臆病ではいけない"――これは戸田先生の厳しい指導であ…

全国代表協議会2

ここで再び、戸田先生の指導を学びたい。 戸田先生のことは、いくら語っても語り尽くせない。真実の師弟とは、そういうものである。 戸田先生はおっしゃった。 「惰性は、大聖人の仏法を腐らせる」と。 自分では活動しているように思っていても、知らないう…