婦人部代表幹部協議会


戸田先生は、厳然と断言なされていた。
しんでいる民衆を、永遠に根本から救済するということは、平凡な動機などでは考えられない大事だ。これ以上の大事がどこにあるか」
最極の仏の聖を成し遂げていく誇りに燃えて、伸び伸びと、また朗らかに、そして自信に満ち満ちて、「幸福」と「希望」と「平和」の対話を、幾重にも広げてまいりたい。
日蓮大聖人は、千日尼に仰せである。
「いよいよ信心を励んでいきなさい。仏法の道理を人に語ろうとする者を、男女僧尼が必ず憎むであろう。憎むなら憎むがよい。法華経・釈迦仏・天台・妙楽・伝教・章安等の金言に身を任すべきである。如説修行の人とは、こういう人をいうのである。(御書1308頁 通解)
何があろうとも、ひるんではならない。退いてはならない。大聖人の毅然たる御心を拝すれば、無限の勇気がわいてくる。
ただ御聖訓の通り、御金言の通りに進んでいく。この「如説修行」の実践にこそ、ゆるぎない勝利の軌道がある。
まだ、寒さは厳しい。豪雪地帯で戦う同志に、重ねて題目を送りたい。
「冬来たりなば、春遠からじ」である。
開目抄」には、「一華を見て春を推せよ」(同222頁)と仰せである。
“人生の冬”もまた、胸中に太陽の仏法を抱いて進めば、必ずあたたかな春を迎えることができる。
大聖人の有名な一節を、ともに拝したい。
法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず・みず冬の秋とかへれる事を、いまだきかず法華経を信ずる人の凡夫となる事を」(同1253頁)
人生は戦いである。勝たなければならない。
また、必ず勝っていけるのがこの仏法であり、大聖人の御約束である。
皆さま一人ひとりが勝利の華を咲き薫らせゆくところに、大いなる希望の春は訪れる。
戸田先生は言われた。
「魔は、その人の試練のためなので、ちょうど柔道の先生に投げられ、投げられして、強くなっていく様なものである。 来たか、負けるものかと頑張れば、必ず難局も切り開かれる」
また「一番、労した人が、最後は、一番、幸福になるのが、正しき仏法のあり方である」と。
どうか皆さんは、「冬は必ず春となる」の一節を証明しゆく人生の劇を、快活に、愉快に、演じていってください。
戸田先生は宣言なされた。
「結局、一対一の折伏が、広宣流布達成の鉄則だ。また、民主主義のルールに適った立派な方程式ともいえる。
地道にみえるが、これがもっとも堅実だ。この一波が二波になり、やがて千波、万波になり、広布は初めて達成されるのだ」
その通りの道を、私たちは歩んでいる。

【婦人部代表幹部協議会 2006.2.16付 聖教新聞


どんなことがあっても、くじけない。
ある先輩からいただいたメールに『「冥の照覧」は絶対です。』とあった。
激励に勇気が湧きでてきた。
必ず、道は開ける。
一対一の膝詰めの対話を根本に、コツコツと積み重ねていきたい。