法は人によって貴し
大法興隆大願成就の御本尊をいただいた関西です。その自覚に立って、その第一歩としては、大幹部の皆さん方が成長することなのです。
「法は人によって貴し」という一面の方程式もあります。
人によって法を下げ、人によって法をないがしろにしてしまう場合もあります。
大事なことは「人」であります。
したがって、どうかまた本年も青年の心意気をもって、求道心に燃えて、私と苦楽をともにしていただきたいのです。
「信心根本に、学会精神をどこまでもどこまでも貫いていくことは、幹部によって決定される、幹部によって左右されるのです」(趣意)
先生は、このことを銘記せよと続けられています。
役職の責任はこのことに尽きるのではないでしょうか。
幹部が不信のもとをつくってどうする……ということですね。
関西が強いのは、「下と上」双方向でともに、「学会精神」が貫かれているからだと思います。
ひるがえって、わが地域のことを考えてみると「幹部は、打ち出しを確実に落とし、時間通りに報告すること」だけが大事なことだと思ってしまっている人が多いですね。
現場での日々の戦い(対話・連絡・連れ出し)をおろそかにしている人は、要注意です。
最前線での小さな取り組みが「広宣流布」の感覚を鈍らせることなく磨いていく。
いよいよ、広宣流布の第2幕である。
全リーダーが、私と同じ心で、私とともに、労苦を惜しまず動いていただきたい。
壮年部になってもうすぐ二年。活動に追われることが多いが、どこまでも「学会精神」のみなぎる地域にして行きたい。
慢心を叩き出せ!
求道心を燃やせ!
自身の使命を自覚せよ!
「ともに」との、師の変わらぬ思いに感謝。