臨機応変の指導を!


後輩の人々が心から満足し、理解し、納得し、喜び勇んで信心ができるような源泉の指導をしなければ、これからの立派な指導者とは言い切れません。
したがって幹部自ら、人一倍御書を読み、思索し、新聞も読み、または一流の雑誌も読み、または専門、専門の勉強も深めていただきたい。
一切これ仏法です。全部妙法の傍証であり、真理なのです。その人その人にあてはめて、満足させられきれるだけの、一切の方面からの指導をしていただきたいのです。
  広宣流布だ、広宣流布だ。やれ本門だ、本門だ。「それはもうわかっていますよ」と心の中でみんな思っているのです。もっと幅広く、奥行き深く、時代に相応して、また新しいセンスで、臨機応変の指導を願いたいのです。

1964年(昭和39年)3月22日 中部本部落成式 中部本部広間】


臨機応変というのは、簡単なようでなかなかしい。
思索欠乏症の幹部が多いのが現実。
戦いが差し迫ってくると、集めたがる。
で、やる気の出ない会合を取るような羽目になるわけです。


だいたい、会合を取る必要はない。
県幹部であれば、本部幹部と対話し、圏幹部であれば支部幹部と対話し、本部幹部であれば地区幹部と対話し、支部幹部であればB幹部部と対話し、やる気を引き出せばいいのです。
合言葉は「自分自身の戦いに、悔いを残すな!」です。


支部以下の所は、地域差はあるが、現場に近いだけ心あるメンバーは、実践されていることと思う。
私はそうしています。


批判力のない人には、向上心は生まれない。
人が良いだけでは、組織は良くならないのだ。
これは、どこにでも当てはまる。
会社でも組織でも。


まあいい、自分を正当化するわけではないが、役職をいただいているメンバーは、きっちり受け止めて少しでも実践していくことが大事なのではないかと思う。


心ある一人一人が、最後まで悔いのない歴史を刻んでいくことだ!
大事な「立正安国」の戦い、最後までやりきっていきます。