女子部・婦人部合同協議会3


すべてが、自分自身の「人間革命」から始まる。
人がどうあれ、周りがどうあれ、自分自身が、生き生きと、伸び伸びと、さわやかに成長していけば、そこから、一切は開けていくのである。

中略

不正や嘘に対して、黙っていてはいけない。女性だからといって遠慮する必要はない。
大切なのは、勇気をもって戦うことだ。正義の声をあげることだ。それが、時代を変える原動力となるのである。


ここで、モンゴメリの著作から、わが女子部の皆さま方に、幾つかの箴言を送りたい。
彼女は、ある小説で登場人物に語らせている。
「私は地位も富も権力も手に入れた。だがね、そんなの成功とは言えないんだよ」「どれもこれも、大きな子供の玩具だよ。そんなものでは、魂は満たされない」
地位や富や権力は、はかない。簡単に消えてしまうものである。また、これらを手にしたからといって、本当の幸福を得られるとは限らない。
むしろ、虚栄や虚飾にとらわれて、不幸の人生へと落ちていく場合もある。信頼できる友人もなく、さびしい人生を送る人もいる。
御聖訓には、厳然と仰せである。
「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」(御書1173頁)
もちろん、豊かになり、社会的に活躍していくことも重要であろう。
しかし、何よりも大切なのは「心」である。そして、信心である。
大聖人は、「ただ心こそ大切なれ」(御書1192頁)と仰せである。
どんな立場になっても、友のため、人々の幸福のため、広宣流布のために生き抜いていく。
何があっても、学会とともに、同志とともに歩みぬいていく。
そう決めて進む「心」に、無量の福徳が薫っていくのである。幸福の人生が爛漫と花開いていくのである。

中略

仏法では、「本有常住寂光土」と説く。
今いる使命の舞台で、最高の勝利者となり、最高の幸福者となっていくことができる。そして、一家も、地域も、すべてを生き生きと変革していけるのである。
幸福は、自分自身で決まる。自分の心で決まる。
強い心をもてば、景色が一変する。何を見ても違って見える。強くあることが幸福なのだ。
何ものにも侵されない強い生命へと磨きぬき、鍛え抜いていくのが、この信心なのである。

【女子部・婦人部合同協議会より抜粋 2006.2.23付 聖教新聞


仏法が「勝負」であるのであれば、強くなくてはいけない。正しいだけではだめだ。
今いる場所で、強き信仰者として、立ち上がることだ。
「心こそ大切なれ」だ。
「臆病」を排し、変な奴の悪評判を蹴っ飛ばして、日々成長あるのみ。