毅然たる信心に立て!


私本太平記」のなかに「物をあいまいにいい、にごさぬ態度こそ大勢の理を引きつけていく上には、最も大事な指導者の秘訣である」という一節がある。「物をあいまいにいい、にごさぬ態度」とは、私どもの立場でいえば、毅然たる信です。テクニックではない。ごまかしの方便や要領でもない。なににおいても、自分にそれだけの自信、真剣さ、責任というものがあった場合には、あいまいに物を濁していくような態度はありえない。わからぬものはわからない。知らぬものは知らないといっても、決して恥ではない。
 ところが今の世の中は政界にしても、財界にしても、全部あいまいで濁っていて裏表がある。だから、社会は少しも良くならない。青年も伸びないし、かえって、そうした空気に染まって、ずるく、小才子になってしまう。しかし学会の世界は、人材育成の厳しい清らかな社会であるが故に、物事、道理は折目正しく守り、いつでもはっきりさせ、毅然といいきっております。そのために、多少の反発もあるけれども学会は強い。
「大勢の理」とは、人々のの機微です。毅然としていく指導者には人々も安してついてくる。それが指導者としての秘訣だというのです。
指導者があいまいな態度であり、裏表があった場合には、言々句々もあいまいになり、濁ってしまう。
堂々と正義の論戦を展開し、キチッと何事も言い切っていく青年らしい、男らしい態度――これが指導者として大事なのです。
したがって、諸君が毅然としていけば、班員も地区の人達も、自然に依存してきます。逆に諸君が、何を言っているのかわからないというあいまいな態度であれば、人のは離れていきます。どうか、潔く、汝自身のために、人間革命をしていってください。
 諸君は広宣流布、学会、また職場等々、自分自身のひのき舞台においては、確信を持ち青年らしく毅然とした指導者として活躍していってほしい。そして皆が納得し、安してついてくるような信に立ち、教学の研鑽に励み、あらゆる努力をしていっていただきたい。
体を大事にして、御本尊を抱きしめ、長い人生を一歩一歩、自分自身に打ち勝って、職場でも、優秀な人材として、一生の栄光の歴史を築き上げていってください。

【在京・男子部班長撮影 1968-2-9 信濃町・東京文化会館


昨日、男子部の会合に参加させていただき、「紅の歌」の話をさせていただいた。
第二次宗門問題を知っているメンバーは、今回壮年部になったメンバーだけでした。
語り継いでいく使命を痛


「師」の青年に対するいは今も変わらない。
青年は、毅然たる信で立て!
私の勢いに押されるようでは、ダメだぞ!