1月20日香川婦人部の総会
挨拶原稿に名誉会長が加筆
時は1978年(昭和53年)1月19日。この日、池田名誉会長が香川の四国研修道場(高松市庵治町)を訪れた。翌日には香川婦人部の県総会が控えていた。
当時、県婦人部長だったOSさん=香川池田王者県、県婦人部議長=は、同道場で原稿の推敲を重ねていた。
夜も更けてきたころ、名誉会長から「すぐ原稿を持っていらっしゃい」と。完成していない旨を報告すると、再度「そのまま持っていらっしゃい」と。「急いで駆け付け、見ていただくと、原稿はいいから『もう安心して寝なさい』とおっしゃいました」。
会合当日の朝、Oさんのもとへ原稿が届けられた。名誉会長が口述したものを書き取ったものだった。「貧女の一灯」の仏説を引き、確固たる信心の“福運の一灯”を広げていくことを願う内容だった。
「先生の婦人部に対する思いが、ひしひしと伝わってきました。婦人部が目指す指針との思いで、御礼を申し上げました」とOさん。
さらに名誉会長は、総会で活動体験を語ったHSさん=香川戸田県、県副婦人部長=に、胸章を贈呈。終了後も、帰宅のバスを待つ婦人部を見つけると激励の品を贈るなど、一人一人をたたえる激励行は続いた。
婦人部の一人一人が福運あふれる人生を歩めるように――そんな思いを込めるかのように、全国の婦人部の活動に合わせて発足した、四国婦人部の小単位のグループが“福運グループ”と命名されたのだった。
本年は30周年を記念する「婦人部総会」。今年も地域を照らす幸福と希望の太陽・婦人部が意気揚々と対話に駆ける。
地元地域は、私が男子部を卒業した時に香川池田正義県に編入されたのですが、それまで7年間、香川戸田県でした。
私も知っている、H県副婦人部長さんはどちらかというと「豪快なおばちゃん」です……(笑)
今でもその時いただいた胸章を大切にされているそうです。