創価大学・創価学園代表協議会


インドの世界的な農学者で、パグウォッシュ会議会長であるスワミナサン博士との対談集『「緑の革命」と「心の革命」』が、この4月、潮出版社から、いよいよ発刊の予定である。
暴力と貪欲の世界を「共生」と「調和」へと転換する地球革命が必要だ。そして、そのためには「心の革命」から出発する以外にない―。
これが、私たちの対談の重要な結論の一つであった。「心の革命」とは、すなわち「人間革命」のことである。
スワミナサン博士は、「人間革命」の重要性をこう語っておられた。
「今日の世界に横行するこの“貪欲革命”を押し止められるものは、ただ一つ、倫理と正義と公平性と精神性に基づく『人間革命』のみです」
「私は、今こそ『人間革命』を実現すべきときが来ていると思うのです。
つまり、一方には『人間革命』のチャンスがあり、もう一方には、『人類絶滅』の可能性があるのです」
「私たちは今こそ、この問題をより深い次元から見つめる必要があります。そして、『人間革命』を基盤とする社会改革と文化改革が、まさに重要な課題となるのです」
一人ひとりの人間を、かけがいの無い存在として、慈しみ育てていく。また、自身がかけがえのない存在であることに目覚めていく。それが、生命尊厳の世界の建設へとつながっていく。
世界最高峰の知性たちは、この「人間革命」の原理を注目し、また志向しているのである。

創価大学創価学園 代表協議会 2006.3.2付 聖教新聞


対立と争いが、人間の歴史と言えるのではないだろうか。
しかし、人間には「思考する能力」「創造する能力」……。

かっこよく書こうと思ったのだが、私の文書力ではムリだ。(笑)
ようするに、人間には「想像力」「創造力」があるということが言いたかった。
創価思想には、世界平和も含まれている。
自分が実践できることに、取り組んでいく事が大事だ。


公明党」の戦いも同じだと思うが、政治の世界では奇麗事など通用しない、数が全てで多いほうが勝つ。
ゲーム理論か何かの本で読んだことがあるが、「全体の過半数の中の3分の1を占めることができれば、全体を動かすことができる」とあった。
そういう意味では「公明党」の存在意義は大きい。
議会制民主主義とはなにごとも迂遠で近道することのできない制度だが、政治的には今選択することのできることがらから、よりよいものを選択してほしいものだ。
最近は、弱き民衆への負担が増えてきつつあるように感じるので、「公明党」には、立党精神の堅持をお願いしたい。


私たちは粘り強い対話で、味方を増やし「政治」以外のところでも創価の平和思想を広げていきたい。