仏法用語

即と不二

【即】 その体を改めないで別の性分をあらわすこと。 たとえば、煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)、生死即涅槃(しょうじそくねはん)等のように用いる。 以下長いので略(笑) 【不二】 二而不二(ににふに)の意。 一往は2つであるが、再往は一体であること…

戒律

今日は戒律のお勉強です。 参考資料はとっても重い「仏教哲学大辞典」めったに開けない本だ(笑) 戒律とは、修行者が修学すべき「戒定慧」の三学の一つで、守るべき規範となるものです。 梵語では尸羅(しら)といい、清涼・禁・止得・性善・戒と訳し、防非止…

「四苦八苦」

仏教用語で、今では普通に使われている語句を紹介していきたい。 今日は「四苦八苦(しくはっく)」。 「四苦」 増一阿含教巻十八等に説かれる。 生・老・病・死の四つ。 生きている上で誰人も逃れることのできない根本的な苦しみのこと。 生苦とは、母の胎…