四国方面版より

「青年・勝利の年」を前進する学会に、各界から期待を寄せてくださるも多い。村尾行一大学客員教授に話を聞いた。

「人間革命」のに期待

創価学会では、本年を「青年・勝利の年」と銘打たれています。まず私は、これこそ実に時宜にかなったテーマだとたたえたい。
 と申しますのも、現実を直視し、勇気をもって歴史を切り開くのが青年だからです。
 池田先生は今年最初の随筆に「二一世紀を『人間生命の世紀』に」とつづっておられました。「人類は今再び、この根本軌道に立ち返っていかねばならない」と。
 残なことに世情は不安に満ちています。
 経済危機や戦乱。世界が抱える問を解決できるのは、「人間革命」のを持ち、実践してこられた池田先生しかいらっしゃいません。
 世界が「人間革命」のを再確認すべき時です。その先頭に、ぜひとも青年が立っていただきたいと期待してやみません。


世界を結ぶ信義
 昨年、池田先生が創立された東京富士美術館企画の「大三国志展」を拝見しました。
 国家一級文物などの品々は池田先生と中国との友好の証です。先生は「三国志」に描かれる人間の信義を、中国だけでなく世界中で結ばれています。
 ご存じのように、先生は国や宗教を超えて文明間の対話を世界で繰り広げられました。中国とロシア、アメリカとキューバの緊張緩和など平和への貢献も数え切れません。
 対立や分裂を生んだを対話の力で正せるのは池田先生以外にいないとうのです。


四国の前進こそ
 81歳になられた池田先生が、これまでのように世界を飛び回るのはしいのかもしれません。しかし、私は悲観していません。
 先生が薫陶された、不二の弟子である皆さんがいます。未来を担う青年部、生命を育む太陽の婦人部がいるからです。
 今こそ人々の幸福のため、社会へ地域へと「人間革命」の理を広げていただきたい。
 山間・離島、少子高齢化など、日本の諸課題が四国に集約しています。逆に言えば、四国が勝てば日本の未来は明るいのです。
 四国の皆さんの使命は大きい。どうか「青年が勝利」し、「青年で勝利」する一年になりますよう、一層のご活躍と前進、そして勝利を、から願しています。

2009-1-23付 聖教新聞 四国方面版】


この村尾氏は、学会員ではありません。
会長勇退のことに対しても言及されたことがあります。
「紅の歌」 3


共々に、自分の身の回りに「諸天善神」を現出する戦いに挑戦していきましょう。