創立記念日と三代会長

師匠牧口・戸田・池田先生に感謝  M四国婦人部長

創価の夜明けは四国から


末法万年を照らす。「創価の時代」の夜明け。その前進は、25年前の「創立の月」、四国から始まりました。
「皆さんの題目に引き寄せられて、きょう、ここに来ることができました。」――1981年(昭和56年)11月。池田先生は電撃のごとく四国を訪問されました。
開館したばかりの徳島講堂での勤行会。先生の厳たるお姿に、温かなお心に、皆が泣きました。
香川の四国研修道場では寸暇を惜しんで、香川・高知・愛媛・徳島の同志を激励。そして「11・18」創立記日を前に、学会歌「紅の歌」を作ってくださったのです。
ああ暁鐘を/打て鳴らせ/奢れる波浪よ/なにかせむ/邪悪の徒には/栄なし/地涌の正義に/民衆の旗……
昭和54年4月に会長を辞任されてからの、寂しく重しい時代。なぜ、なんの非もない先生がやめねばならないのか、まったく理解できませんでした。その暗闇を突き破るように、私たちの心に紅に燃える希望の太陽が昇りました。
四国から関西、中部。九州、雪の秋田へ――。
池田先生四国で点火された反転攻勢の正義の炎は、師子王のごとき気迫で列島を駆け巡る先生とともに、新生の学会歌「紅の歌」とともに、全同志の胸に赤々と燃え上がったのです。“先生と呼ばせるな。会合で指導するな。聖教新聞に出るな”。図に乗った坊主一味の理不尽極まる強要。そのなかで先生は、家庭訪問を始めてくださいました。
しゃべれないのなら書けばいい。書けないなら握手で。目と目を交わすだけでも――。
一軒また一軒。一人また一人。日蓮大聖人直結の牧口先生戸田先生以来の学会の伝統である、そして、先生ご自身が若き日から徹してこられた「一対一の対話」から始められたのです。
1985年(昭和60年)2月。先生は、坊主たちに最もいじめられた愛媛・大洲へ。奥様とともに、大洲会館、功労者のお宅を訪問してくださいました。
「勝ったんだよ!勝ったんだからね!」
そのお宅に到着されるや先生は、悪坊主と戦い抜いたお母さんをはじめ一家を暖かく包み込まれ、力強く厳然と大音声でおっしゃいました。
隣は、学会員をいじめ抜いた坊主の寺。まるで“敵前上陸”です。寺からは、まるで息をひそめているかのように、物音ひとつ聞こえません。
大勝利宣言でした。
この日、会長辞任後の家庭訪問は500軒目となりました。
本年までの15年間で、四国全権で1万2000人が脱講。邪宗門の呪縛から解き放たれました。
一方、先生には、民音東京富士美術館創立者として、四国の県・市から数多くの感謝状が贈られています。
かつて「真言王国」と呼ばれた四国。多くの女性が宿命に泣き、力なき誤った既成宗教にすがって、不幸の流転を繰り返してきました。
それゆえ、宗教の権威に弱い。昭和30年、戸田先生とともに池田先生四国を初訪問された目的も、学会員への御本尊授与を拒む、信心利用の悪坊主と戦うためでした。
その四国に、池田先生は、幸福のために正邪を厳しく峻別する大切さを教えてくださいました。
“正義のために戦え!その強さをもて!”と。
このご高恩に報いることこそ弟子の証です。
「妙法の王国」に!
創価の王国」に!
そう呼びかけてくださった四国。私たちは、どこまでも先生のもと、先生とともに進みます。


【創立76周年を祝賀 2006-11-19付 聖教新聞


香川の人の傾向性は、保守的です。まあ、細かく見ていくと、東讃と中讃と西讃でちがいますけど……。
良く言うとマジメで一生懸命、悪く言うと固くて融通がきかない。(笑)
男はおとなしいのが多い、中には例外もいますが……。
他県から来れれた方に聞くと、女性が強いとのこと、たしかに我が家も……。(嫁にはナイショでお願いします)
これも真言の成せるものかもしれません。
ちなみに香川で有名なものは、讃岐うどん。私は、朝昼晩でもOKです。一日一回は必ず食べます。
「全ては一対一の対話から始まる」うどんパワーで戦うぞ!オーーー!


このままの内容では、あまりにもひどい……(笑)ので、加筆させていただきます。
池田先生の反転攻勢の戦いは、一人一人とつながっていく所から始まりました。
しゃべれないのなら書く。書けないなら握手で。目と目を交わすだけでも。ピアノをひかれ、支部証を書かれ、声をかけられる。
私たちは、この出来上がった組織で戦う、恵まれた環境の中で、何をなすべきか良く考える必要がある。
機械のようにただ連絡事項だけを伝えているようなことは無いか。
打ち出しだけを連絡して良しとしてはいないか。
組織活動のみに片寄ってはいないか。
集まっていただくことを当たり前のように思ってはいないか。
私自身も陥りがちのことではある……。猛省すべし。


「一対一の対話」が大事――言うのは簡単だ。
池田先生はどんな大変な時でも、一人とつながっていくことを第一とされてきたから今の学会があるのだ。
人間は安きに流れやすいもの……。だから、日々の祈りが大切、強き信仰心が必要なのだ。
中には、他人の失敗を捜し求め、鬼の首を取ったように騒ぎ立てる人もいるが、自分が今実践できることを真剣に考えていきたい。
“正義のために戦え!その強さをもて!”との言葉を命に刻め!
大変な中で戦うからこそ「人間革命」は進む!
私は挑戦しつづけます。