婦人部代表幹部協議会2


これまでも学会のお陰で偉くなりながら、私利私欲にかられ、卑劣にも同志を裏切った人間がいた。
「忘恩は重大な悪徳であって、われわれの堪えがたいもの」とは、古代ローマの大哲学者セネカの言葉である。
私は、忘恩の人間と戦いながら、戸田先生をお守りし、師の構想の実現のために走り抜いてきた。
太陽は一つである。同じように、私のとっての師匠は、ただ戸田先生しかいない、と決めて戦ってきた。
広布を阻む、あらゆる悪を打ち砕いてきた。だから学会は、ここまで発展したのである。

【婦人部代表幹部協議会 2006.2.16付 聖教新聞


先生はこの前に、学会が、もう一歩、強くなり、永遠に発展するために、大事なのは「幹部革命」である。と言われています。

「ずるい幹部や威張る幹部が出たら、皆がどんどん言わなければならない。正さなければならない」
「幹部は皆に、どんどん(意見を)言わせなければいけない」
「下から上を動かせ」
「言うべきことを、言わないのは、臆病である。 思い切って言わなければ、変わらない。 皆が変革のための声を上げていく。堕落した幹部は厳しく正す。」
「極悪と戦うのが、最高の正義であり、最高の善なのである。 悪に対しては直ちに反撃する。これが大事である。」


地元の組織を振り返ってみると、「団結」とか、「創価家族」とか、きれいな言葉に包んで、意見を言わせない幹部が多いように感じる。どうしても「上から下へ」一方通行になってしまっている。
まあ、分県で地区部長会とかしても、意見交換の場にはなりませんよね。
(ちょっと愚癡です(笑))
家庭訪問先で、いろいろ話していると、「意見を言う事は悪い事」「幹部に言っても変わらない」と思っている会員さんが多くいる。
地区部長と支部長の意見の打ち合いはあっても、地区部長と本部長の意見の打ち合いは無い。
支部長と圏長・県長の打ち合いも少ないなあ。(壮年部になって約1年になるが、2回ぐらい)
理由はさまざまあると思うが、意見を言う機会が無い上に、田舎特有の「保守的」「事なかれ主義」が根底にあるのではないだろうか。
少子高齢化に伴い、青年部が減ってきていることもあるのだろう。


笑ってしまうが、ある中堅幹部の方は意見を言われても「あの人は私がはがいましい(うっとしい等という意味)んや」と言っていた。
感情的になっていて、完全に被害妄想化しているパターンだ。(笑)
意見を言った方に聞いてみると「ごもっともです」というような内容であったのに。


ともあれ、問題であるにもかかわらず、幹部が気付かず、長い間放置してきたために、根深い組織不信に陥っている会員さんはどこにでもいるはずだ。
日々の戦いに流され、そんな声を拾い上げる事のできる幹部はほとんどいないのも現実だが、支部・地区の幹部が、声なき声を「大声」に変えれるように、していかなくてはいけない。

祈り、動き、対話する。組織改革は、「これぐらいは」という自身の心の壁を打ち倒すことからだ。
私は挑戦します。