正義の四国 誉れの広布史3月


321日 四国初の法が完成

会館幸福と勝利の法


1960年(昭和35年)53日、第3代池田会長が誕生。学会の発展はさらに加速度を増し、全国各地に広宣流布の法が建設された。
62年(同37年)3四国初の会館となる「四国本部」が香川県市に完成。同21日、喜びの開館式が行われた。
この日、池田会長は春光の瀬戸内海を渡って四国へ。
国鉄(当時)の高駅にもほど近く、源平合戦の舞台・屋島を望む地に建つ同本部には、香川・高知・愛媛・徳島の代表約600人が、池田会長の訪問と新法誕生の喜びを胸に集った。
約80畳の一階の広間をはじめ、2階建ての館内には笑顔があふれ、四国広布の春の到来を告げるようだった。
同年6にも会長は同本部を訪問。四国本部幹部会後の地区部長会が開催されるなど、躍進が続けられるのである。
この後、広布の陣列の拡大とともに、四国各県には次々と会館が建設された。
翌63年(同38年)11には愛媛・会館が。64年(同39年)1には高知会館、7には徳島会館が誕生し、集い合う各県の“正義の同志”が、師弟の誓いも凛々しく敢然と弘教に走り、地域友好の絆を大きく広げていったのである。
「学会の会館は、そこに集う人が皆、大福運をつけ、力をつけて、勝利へ勝利へと向かっていく“幸福と平和の法”である」
かつて池田誉会長は語った。
今春、四国には新たに二つの会館が完成する。高知・四万十文化会館と愛媛の新・宇和島文化会館。友と地域の幸福の軌道を照らす希望の灯台――それが各地に悠然と建つ学会の会館である。



現在の高港。高駅も近い周辺の地域は著しく発展している。1962年(昭和37年)321日、池田会長(当時)は宇高連絡船(同)で瀬戸の海を渡り、香川・高市の四国本部を訪れた。
四国方面版 2008-2-29付 聖教新聞