不滅の大城 永遠勝利の四国

2001年4月4日
我らの四国よ! 誇りも高き 師弟不二たる 五月の三日よ!


おお四国! おお志国!
我々にとって 誉れ高き 不可分の栄光は
永遠に 堅固な大城が 四国にあることだ。
いや 四国自体が 不滅の大城なのである。


いくら愚劣な 無意味な批判の 砲弾が飛んできても
我々は 惜しむことなく 無限に
それらを排斥し 根絶し 退散させてみせる。


いかに正義ぶった 闇の卑劣な巧詐を 企んできても
天命に生きる我らは 何ものも恐れない。


彼らの 落としていったものを 拾い上げてみれば
ただの下劣な空しい 灰となっていく紙屑だ。
我らは 永遠に幸福になりゆく 百科全書を持っている。


いくら 疲れ果てた者たちが 攻撃を繰り返しても
私たちは 不死身である。


彼らは 哀れにも震えながら 明日をも知らず
ただ臆病風の息を吐いて 人々を侮辱する。
しかし汝自身が 心では驚愕し 自身が屈辱の底に
押し込められていくことを 愚かにも知らない。


燃え立つ 正義の幾何学を持った 我らよ!


天上の 栄光と勝利の旗を持った 我らよ!


究極の勝利へ 絶対の確信の世紀を迎える 我らよ!


栄光を謳い上げゆく 勇猛なる悠然たる信の 我らよ!


我らの 正しき戦いの雄叫びは 天も護り
永遠に無言の 大宇宙のリズムが 荘厳にして護る。


我らの不滅の武器は 信仰!


彼らの武器は 地獄に隠されていた 嫉妬と不正と邪悪。
貧しき奴隷の心の さらに その底は 狂気の武器である。
それは 獣が投げ合う 悲惨な戦いの末路を 思わせるものだ。


おお 四国よ! 我らの待ち受けている
崇高なる使命の 偉大なる四国よ!


我らの磨かれた魂は いかなる巨大な 荒れ狂う嵐があっても
永遠に勝利と栄光の 栄誉輝く楽園なのだ。


豊かにして力ある わが友よ!
年若くして 未来を見つめる 雄々しき若者よ!


昇りゆく太陽に包まれた 豊かな力を持つ 人間長者よ!


日出ずる太陽の輝きも 沈みゆく陽の光も
我ら四国の詩人の魂には 常に新しい。


来る日も また来る日も
来る年も また来る年も
厳然たる勝利の鐘が あらゆる嘆きを 打ち破って響く。
その生命の胸中を 流れゆく血潮にまで 満々たる決意が躍動する。


我らの四国は 永遠に勝利の四国! 不敗不滅の四国!


私たちは嘆きの歌を 永遠に歌わない!
声高く歌うのは 馬上も豊かに 地獄を抑え
の天国の存在を抑える 真実の哲理の歌だ。


それは 永遠に大宇宙とともに 厳然として実在する
界という 宇宙究極の法則と
人間の真髄とが 合致した世界である。


その歌は 天国のように 遠くにあるものではない。
きらびやかな 王宮にあるものではない。
変哲もない 一日一日の我が身に 脈々として湧き上がる曲だ。


いつも 辛の旅も朗らかに
海のごとく広大な書物を 身につけ 青いロープで包みながら
生き生きと 連戦の闘いを勝ち抜き 一歩また一歩と歩みゆく
君の魂のなかに 尊極な栄冠の生命は輝く。


その己の魂は 多くの人の魂を 救うことができるのだ。
そこには 永遠に宣告された 正義と幸福と平和が約束されている。


外を見れば 絶叫の悲しみ 悶の嘆き
悪臭の渋 すべてが傷ましい
人間の罪と悔恨
そして 痛々しい日常の日々よ。


いくら難があっても
自分の信の魂の窓は 開けたり 閉めたりしない。
曖昧さの人生は 誰からも 信用されないからだ。


確実な 動かぬ執の魂をもって
何者かが襲いかかろうとも 明るい未来を眺めつつ!
くだらぬ事に執着せず 紛動されず 不動の大石のごとく
自分自身の正義の行動に 断定をしながら 即座に戦い 勝っていくのだ!


そこには 愚かな狡猾の心もなく 傲慢な邪悪の心もない。
昇りゆく正義の太陽も 夕日も消えることなく
無始無終の全勝の生命となって 生き抜いていくのだ。


あの空しい 侘しい 無益な人生から離れて
また陰気な悪夢に 囚われた人生ではなく
昼となく 夜となく 我らの赫々たる前進は 勇敢にいつまでも続く!


我らの人生の旅路には 完全なる勝利への完結が 待っている。
我らの行動には 失望という終わりはない。
最終的な真実の幸福が 赤々と明確に待っている。


君よ ごまかしの 罠に落ちるな!
友よ 臆病になるな!


一度しかない この人生を
自己自身の歴史が 尊き名著なりと綴りながら 残していき給え!


おお 君よ 恐れるべき悪がいれば 戦い 勝て!
君の存在を 抹殺しようとする者があれば 断固として
界の臓腑を剥ぎ取れ!


耐えがたい難の山々があっても
風の前の塵などに 埋もれることなく
正々堂々と 新しき生命の因果の 壮大なる善意の累積を
無量無辺の遺産として 最後の落日を眺めるまで 輝き残すのだ。


君よ! 親しき友らに
そして 縁深き 我が一族に 勝ち誇った宝冠を 残し給え!
三世に光り輝く ピラミッドのごとく
黄金の金字をば 幾千万年の後まで 君よ 残しゆけ!
偉大なる四国の君よ 残し給え!


四国広布五十周年の
2003年へ
希望と勝利の前進をされる 香川、高知、愛媛、そして徳島の
尊き正義の同志のご健勝を 心より祈りつつ。
            合 掌


2001年4月4日
富士が見える 桜花爛漫の 山梨教学研修センターにて


【「不滅の大城 永遠勝利の四国」 2001-4-4 池田大作全集第45巻 338頁】