2006-04-09から1日間の記事一覧

随筆「人間世紀の光」106

昭和35年7月、私は、男子部の精鋭グループ「水滸会」とともに、太平洋を望む千葉県・銚子の犬吠埼を訪れていた。いまだに忘れ得ぬ、懐かしい天地である。 あの水平線の彼方に、赫々として昇りゆく太陽を思い描く時、私の胸は常に躍る。 その日、恩師・戸田先…