“組織の人間化”への挑戦
組織といっても「人」である。「組」という小さな単位に光を当てた結果、一人一人に、きめ細かな激励ができた。納得し、心から立ち上がる人が増えてきた。その“新しい波動”が次の波動を呼び組織全体がフレッシュに躍動しはじめた。
大きな単位のみに注意を向けていると、どうしても指示や伝達が中心となり、信心の息吹や感動が伝わりにくい。いつしか惰性におちいってしまうものである。一人一人の「人間」よりも「組織」という機構だけに目がいってしまう。それでは、悪しき組織主義となる場合がある。指導主義、人間主義ではない。
「組」単位に――という、この時の実践は、こうした硬直化を打ち破る、いわば“組織の人間化”への挑戦であった。わが生命をふりしぼって、地域のすみずみにまで、清新な「信心」の息吹を脈動させていく。その戦いであった。
そして、この月に蒲田は支部で初めて二百世帯を突破し、日本一の支部となった。私は、うれしそうな小泉支部長の顔が忘れられない。
小さい単位が大事とは分かっているが、実際はなかなか難しいものです。
昨年の戦いを振り返って、改善していきたいことを書き込みます。
まず、1月の予定を数えてみました。会合が15日あります。一か月の半分は会合に追われているわけです。日曜日には、朝昼夜と3回の会合がある日もあります(内容は別々ですが……)
というわけで、現実には、会合の取捨選択が必要になってきます(笑)
絶対にはずせないのは、「協議会」「座談会」「本幹」「各種専門の会合(民音・書籍等)」
かなあ。田舎なので支部幹部や地区幹部がほとんどを兼任していますから、希望としては、民音・書籍・教宣・新聞等は一緒にするとかしてほしいというのが本音です。
どっちにしても地区には、まとめて来ますからね。
で、取ってほしい会合も実はあります。戦いを検討する事の出来る小単位の打ち合わせです。支部単位での地区部長会、本部単位での支部長会等打ち出しを練る場所がほしいなあ。
うちの地域では1ヶ月に1回「支部前進会議」というものがとられていますが、打ち出しを伝えるだけに時間を取られ、機能していません(涙)
ようするに、上で決まったことがただ流れてくるだけのパターンにおちいっており、現場も流れてくるのを待っているという悪循環になってしまっているのです。地区幹部も戦いを練ったことがないため意見も出ない。
結局、地区や支部では報告と伝達に追われる……。
んー、ちょっと愚癡交じりになってしまいましたが(苦笑)
今年は、このあたりのことをなんとかしていきたい。
まあ、現場の戦いは、年々良くなってきている。
昨年、男子部を卒業した地区部長といろいろ言いながら取り組んでいるので、自分自身もやりやすくなった。
今年も戦っていくぞーーーー!