勇気をおくる幹部たれ!


 もう一つ申し上げておきたいことは、戦いに臨んでは一瞬の油断、小さな失敗が、非常に大きな影響を持つということです。これだけの大軍が動いているのだから、こんな小さなことは問題ではないだろうとうところに、いがけない敗北の原因が潜んでいるということであります。
 一人の人の無神経な指導、一人の人の学会精神から外れた言動、また油断から来る失敗が全九州、全学会に傷をつけ、全軍の停滞を招き、同志に不信を与えてしまうことになりかねない。最も恐るべきものは、こうした内部に生ずる油断であり、失敗であるといっても過言ではありません。
 なかんずく、学会幹部の生き方は、決して立身出世主義であってはならない。創価学会は信の団体です。立身出世型の人物は、自分一人が偉くなろうとして同志をかえりみない。その人のもとにいる学会員は、最もかわいそうです。
 私は、学会員を最も大事にします。全学会員を、そして全民衆を幸福にするための創価学会の幹部であります。その大事な学会員を下に見て、偉ぶり、虚栄をはり、利をむさぼろうとする者は、断じて獅子身中の虫であり、その行動は学会利用であると、強く申し上げておきたいのであります。

九州本部幹部会 1968-3-18 福岡市・九電記体育館】


どのような背景、地域のもとでの指導なのかはわかりませんが、役職を担っているメンバーはしていかなくてはならないことです。
九州には奴がいましたから。(わからない方は自分で調べましょう)


学会員を最も大事にする。
基本なのに日々の闘いに流され、わすれてはいませんか。
勇気の風を送ることのできる自分でありたい。


良かれとってやったことが、メンバーに負担をかけてはないか自己点検を忘れてはなりません。
何でも言い合える組織であれば大丈夫です。
どんなことも対話から始まる。
実践あるのみ!