戸田城聖

戸田先生の飲みっぷり

戸田先生の飲みっぷりが、紹介されていた。 ―― 熊田一雄のブログ2009-03-08 ―― アルコール依存症であったかどうかは、私たちにとってはあまり関係ありません。 しかし、戸田先生が「酒豪」であったということは有名です。 んが、すさまじい「飲みっぷり」だ…

人間革命12巻より 最終回

引き続き、学んでいきます。 寂光の章より 戸田城聖の衰弱は、日に日に激しくなっていった。看護にあたっていた婦人部の幹部は、彼の容体の変化に胸を痛め、医師の診察を仰ぐことにした。 3月24日、東京から木田医師がやってきた。戸田は、医師を呼んだこと…

人間革命12巻 後継の章より 第7回

引き続き、学んでいきます。 後継の章より 「私は医術を排撃はしない。あたかも智慧をうるのには知識の門をくぐるがごとく、健康の道に医術を忘れることは愚かだ。しかし、私は、現代の医学をもって最高とはしていない。ゆえに、ちょうど道路の技師が測量技…

人間革命12巻より 第6回

後継の章より そのころ、戸田城聖の健康は、日を追って回復しつつあった。 12月下旬には、彼の肝硬変症は奇跡的におさまり、医師は、ほぼ正常に戻ったと告げたが、1月に行った検査の結果は、さらに良好と出たのである。 ――尿ウロビリン体、並びにビリルビン…

「人間革命」12巻より 第5回

引き続き学んでいきたい。 憂愁の章より 「はァ、3月ですか……」 木田医師は、3月までに、戸田の体がそこまで回復するとはとても思えなかった。 このところ驚異的な回復ぶりを示しているとはいえ、重篤な肝硬変症である。木田は、医師としての経験から、まだ…

人間革命12巻より 第四回

続けます。 憂愁の章より 「伸一、君も食べなさい」 伸一は頷きながら、苺を頬張る戸田を見て微笑を浮かべた。 しばらくすると、医師の木田利治助教授が往診にやってきた。戸田は診察が終わると、待っていたように木田医師にたずねた。 「食欲がなかったにも…

人間革命12巻より 第3回

続けます。 憂愁の章より 戸田は医師の忠告に従い、好きだった酒も、タバコも口にしなくなった。明年3月の大講堂の落慶には、なんとしても元気な姿で臨まねばならぬという一念が、欲求を制したのである。 医師の深刻な憂慮と、真剣な治療がつづいたが、11月…

「人間革命」12巻より 第2回

ひき続き。学んでいきます。 憂愁の章より 戸田はこれまで、わが身を顧みることなく、広宣流布に挺身してきた。戦時中の獄中生活でボロボロになった体を十分に癒す暇さえなく、学会の再建に着手し、無理に無理を重ねて、激動の時代を一気に駆け抜けてきたと…

「人間革命」12巻より 第1回

「熊田一雄の日記」ブログで、 「戸田さんは、晩年は水代わりに酒を飲み、肝硬変からくる急性心衰弱で若くして亡くなりました」。との記述がありました。 実際はどうだったのか、「人間革命」を通して学んでいきたいと思います。 憂愁の章より 一夜明けて、…